植栽屋のnote

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Blog植栽屋のつぶやき

ZELF GARDEN西田の
植栽ノウハウ

2019.02.16

庭木の支柱結束には注意が必要

週一回の庭・ガーデニングブログ。

どうも、ぜるふ西田です(^^)

 

少しずつ、春が近づいてきておりますが、

みなさんのお庭や花壇、鉢などの準備の

進行状況はいかがでしょうか?

いつも申し上げるように、寒いけれども、

冬のこの機会を十分に活用して、

春以降のガーデンライフを楽しんでください^^

 

本日は、庭木の話を少しだけ。

みなさんの庭木にも支柱などの

設置に伴い、ひもや縄などで結束

してあるかと思います。

支柱をすることで、倒木防止はもちろん、

植え付けたばかりの根の保護など、

生育促進における役割を果たします。

 

 

しかしながら、結束したまま

数年も放ったままであれば、

幹が肥大化していった時に縄ごと喰い込んで

撤去できなくなります。

こうなると、木自体は通導管に支障が出来て、

生育不良に陥ることもあれば、

害虫による被害や幹の強度が低下したりと、

何かと不具合が生じてくる場合もあります。

 

また、一般的なシュロ縄で結束する場合、

強く結び過ぎれば、油断して放っておくと

喰い込みが始まっていたり、

かと言って、緩く結び過ぎても、

劣化して支柱から外れたり、切れたりして

加減が難しいのも事実です(^^;)

 

大事な庭木を守っていくためには、

樹種の生育スピードに応じて、

適した強度で結ぶこと、

できれば、ご自身or専門家による

定期的な管理で対応していくに限ります。

なお、数年経てば、支柱は取り外せるものも

多くあるので、一度お付き合いあるガーデナーに

相談してみることもオススメいたします。

 

ぜるふでも、予約制で、お庭のカウンセリング、

専属指導、スキルUP講座など、

業者に頼らず、ご自身でやっていくための

実用的な庭管理サービスを行っておりますので

必要であれば是非、ご利用ください(^^)