植栽屋のnote

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Blog植栽屋のつぶやき

ZELF GARDEN西田の
植栽ノウハウ

2021.01.09

庭木が育たないよくある原因

2021年、すっかり明けましたね~!

今年も変わらずぜるふ・が~でんを

どうぞよろしくお願いいたします。^^

なお、年末のブログで当サイトのリニューアルを

お知らせいたしましたが、これまで

このブログのページ変換機能に不具合が

ありましたことを心よりお詫び申し上げます。

 

さて、恒例の庭話といきましょう。^^

ところで西田自身、日々の仕事で、

庭木の植え込みをやっておりますが、

そんな中で特に、弱ってしまったor

枯れてしまった木の植え替えも多くあります。

 

一体、なぜ具合が悪くなってしまったのか?

お客様が水やりをしていなかったから?

手入れをしていなかったから?

病害虫にやられてしまったから?

 

原因は色々と考えられますが、

 

根が伸びる環境が構築されていないから。

 

が、よくあるパターンです。

 

最初の2~3年くらいはまだ良いのですが、

その後は急速に衰えていく傾向にあります。

 

植え替え時に掘ってみてよく分かります。

とにかく、植穴が浅いパターンが多い。

育っていない木はすぐに石にぶち当たったり、

掘れないような土壌環境になっておりますから^^;

特に、元々山だったところに造った

新興住宅地などのお庭に多いですね~。

 

 

フカフカな土壌でないと、根が伸びずに

根詰まりして弱りますから、

大変でもなるべく岩石や、保水性+排水性の

乏しい悪質土を取り除く必要があります。

まして、プロが施工するなら尚更です!

施工業者さんの興味や意識の差にもよりますが、

よくある残念な事例です。。(>_<)

 

こうなれば、お客様のお世話の努力だけでは

到底できないことばかりです。

「水やらないからですよ!」

など、知識がないことを理由で、

よく責められる方もおられるようですが、

お客様に何も責任はありませんよ!

…と僕自身は言いたくなります。

かと言って、同業者の悪口は言いたくないし。

仲間ですし、仕事の状況も分かるし。

いつも複雑な気持ちです(^~^;)

 

なので、じばいるが~でんでは

昔からスタッフにいつもこう話します。

「手を抜いたら後で自分達が苦労するよ!」と(笑)

仮に不具合がありクレームが来たとしても、

「自分達は精一杯尽くし切った!」

と自信を持ってご対応するのが筋ですからね!

 

最初の施工が丁寧であればある程、

管理がしやすくなるし、お客様の満足度にも

繋がるのは間違いありません。

そう考えれば、手間なんてお安いものです(^^)

 

「最近、庭木の調子が悪いなあ~。」

 

と思ったら、電話でもメールでも

いつでもご相談くださいね(^_^)