植栽屋のnote

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Blog植栽屋のつぶやき

ZELF GARDEN西田の
植栽ノウハウ

2022.02.06

荒れた庭の整え方

どうも、ぜるふ西田です。(^^)

寒い日が続きますが、

みなさんいかがお過ごしでしょうか?

こんなに寒いと、庭に出て作業など

する気も起こらないかと思いますが、(笑)

毎度申し上げるように、冬の時期は

お庭を整理するのに最適な季節でもあります。

 

雑草は少ないし、危険害虫はいないし、

木々の茂りが少ない故に

辺りを見渡しやすく作業がやりやすいし。

荒れたお庭でもどこに問題があるのかを

発見しやすく、お手入れやリフォームによる

改善には見逃せないタイミングです。(^^)

 

では、この寒~い冬の時期に

どのようにして荒れたお庭を改善

するのが良いのかを、いくらか一例を挙げて

説明してみますね。(^_^)

 

☆荒れたお庭の改善方法(案)

 

①冬剪定を行う。

 

→ 冬の剪定は主に樹形直し。

主に落葉樹を中心に強剪定も行える。

→ ご自身の好みのサイズに調整すれば、

春以降の手入れがいくらかは楽になる。

 

②除草を行う。

 

→ 雑草が少なく作業がキツくないこの時期に、

根っこから引き抜いて量を減らしておくと、

春以降がいくらか楽になる。

 

→ 場所や労力によっては除草剤も併用する。

また、落ち葉などもこの時期に除去しておく。

 

③要らない植物は撤去する。

 

→ 要る植物は残し、要らない植物は除去すると

お庭をリフォームしやすい。

 

→ お庭改善の第一歩は整理整頓から。

 

④病害虫の根源を絶つ。

 

→ 害虫の繭や住処、病気の基になる落ち葉など、

ジックリ観察して除去するようにする。

 

→ 状況に応じてはマシン油などの散布も試みる。

冬の駆除作業をすることで、春以降の発生数を

抑えることができる。

 

⑤施肥を行う。

 

→ 庭木や下草の状態に応じて、必要分にはこの時期に

油かすなどの有機質肥料を与えておくと、

春以降の生育が良好になりやすい。

 

→ この時期に肥料を与えれば、

他の季節には与えなくても済むことも多い。

 

etc・・・

 

 

いかがでしょうか?

ほんの一例ではありますが、

冬時期にこんなに作業メリットがあると、

家の中で温々としているのが惜しくなりませんか?

この時期に頑張っておけば、

春以降がより快適になりますからね!

 

ちなみに、冬は落葉樹の植え付けや

移植などにも向いております。

(九州平地であれば、多くは

常緑樹や宿根草の植え付け・移植も可能です。)

 

なお、ご自身で作業する場合でも、

一度、プロにお庭を見ていただいた方が

適切な作業の進め方が理解できます。

また、ご自身で出来ない事情にある場合は、

プロに作業を任せるのが安心+便利です。

その際はご予算も相談してみると良いでしょう。

是非、ご参考ください。(^~^)