植栽屋のnote

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Blog植栽屋のつぶやき

ZELF GARDEN西田の
植栽ノウハウ

2017.08.06

薬剤に頼り過ぎない病害虫駆除

週一回のブログ。

どうも、ぜるふ西田です(^^)

じばいるの仕事も繁忙期の後半。

もう少しして落ち着いたら、ぜるふの仕事にも力を入れていきます!

よろしくお願いいたします <(_ _)>

 

ところで、みなさまはお庭の病害虫で困ってはおりませんか?

今年は特に、発生が読めなかったりするので厄介です(>_<)

本日は「駆除」について少しだけお話いたします。

 

 

駆除の方法は一般的に、薬剤を使用してする方法と

薬剤を使用せずに除去する方法とがあります。

後者の場合は日頃からお庭を管理していないと、

どこに病害虫の原因があるかが分からないので

それなりの知識が必要になります。

 

また、前者の薬剤散布につきましては、

これも同じく、薬剤の知識が必要になりますので、

一般の方には慣れるまではやや難しいかもしれません。

希釈倍数を間違えれば薬害が出たり、効果が薄かったりと、

理由はそんなところです(^^;)

その点は、業者に頼んだ方が賢明かもしれませんね。

(・・・何より体に悪いですし。)

 

消毒には、機械的な(動噴)消毒か、

手動による(ポンプ式など)消毒などがありますが、

僕の経験的には植栽量がそれ程多くなければ、

ポンプ式の手動消毒の方がやや大変ですがおススメです。

動噴消毒は全体に薬剤がかかったようで、

使用量が多い割には、意外と中途半端になりがちです。

その分、手動消毒は届く範囲であればまんべんなく丁寧にやれるので、

効き目が強いです。

ただし、デメリットとしては、

 

・庭木の高さによっては脚立が必要になる場合もある。

・薬剤を作れる一回の量が限られているので、時として頻繁に作る必要がある。

・持ち運びが重く、疲れる。完了に時間がかかる。

 

などがあります。

 

ちなみに業者の多くは、動噴でブワ~っと、薬剤消毒をして、

スピーディーに完了させるのが普通です。

手動で一本一本、消毒していたらキツイし、面倒ですからね(^~^;)

ですが、じばいるの場合は手間が掛かっても、動噴消毒はあまりせずに、

手動消毒か状況によっては、薬剤不使用駆除にこだわっております。

できる限りは。。。です。(苦笑)

その方が確実に効き目はあるし、植物や体にも優しい。

益虫などの被害を与えない虫もむやみに殺さないで済みますしね(^^)

将来は薬剤散布を辞めようとも考えているくらいです。

 

ぜるふでは、じばいるの経験を通して、

自然と体に優しい「病害虫駆除」を学んでいきます。

完全駆除は困難ですが、できる限り、薬に頼らない努力は

これからも必要だと考えております(^_^)