植栽屋のnote

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Blog植栽屋のつぶやき

ZELF GARDEN西田の
植栽ノウハウ

2018.10.26

花と木の寄せ植えの注意点

週一回の庭・ガーデニングブログ。

どうも、ぜるふ西田です(^^)

秋晴れの日々が続きますが、

いかがお過ごしでしょうか?

僕は季節になったので、これから

植え替えでますます忙しくなります。

ぜるふも頑張っていきます(^_^)9

 

さて、本日は寄せ植えの話を少し。

ところで、みなさんは植木と草花など、

一鉢に植えたりすることはありますか?

この植え方、最初は見た目も良いし

存在感があって立派なのですが、

実は後々、色々と不便が生じることを

ご存知でしょうか?

 

 

理由として、木の根が張るからです。

 

木はドンドン大きくなりますよね~。

それに伴って根がガンガン張ってきて、

数年もすると鉢中が根だらけになります。

 

こうなると、これまで普通に植えていた

草花が、木の根が邪魔して容易に

植えられなくなってくるのです。

そのうえ、根詰まりなどで、

生育や排水不良になってきて、

植え替えの必要性も出てきます。

またその際、株を引き抜くのが

大変な労働なのですよね~(>_<)

 

したがって、僕自身の考えとしては、

寄せ植えにはなるべく草花や葉物だけで

コーディネートするのが良いかと。

その方が、後々の管理もしやすいし、

季節ごとで色んなパターンを楽しめ、

断然オススメです(^O^)

 

もし、それでも低木~中高木も

植えて寄せ植えをしたいというのであれば

毎年、剪定で生育をコントロールしたり、

根切りをして根の張りを抑えていけば、

存在感ある寄せ植えを長く楽しめます。

僕らはそうやって管理していきますが、

一般の方には技術や労力が要るので、

後々を考えればあまりオススメ致しません。

 

それで、管理の利便などを考えれば、

できれば持ち運びがしやすい素焼き鉢や

見た目の良いプラ鉢で。

詳しくは以前のぜるふブログに書いております。

是非、参考にされてください(^_^)

 

寄せ植えは何が良いなど決してありません。

基本ノウハウみたいなものはあっても、

誰が作ってもそれぞれの個性が発揮し、

温かみある素晴らしい作品になります。

気楽に楽しんでみてください(^_^)

 

そして寄せ植えは、まずは植物選びから。

それによって、出来映えやその後の

メンテナンスが変わってきますので。

是非、お付き合いあるガーデナーの方や

プロの店員さんなどに

積極的に尋ねてください (^・^)

 

 

ぜるふでも、初心者でも管理がしやすく、

長く楽しめる寄せ植えづくり、

やっていきますよ!