植栽屋のnote

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Blog植栽屋のつぶやき

ZELF GARDEN西田の
植栽ノウハウ

2022.03.20

施肥は効果的かつ注意を要する

どうも、ぜるふ西田です。

…じばいるや私用などで、

気付けば随分とご無沙汰しておりました^^;

 

おかげさまで、今月1日で5周年となりました。

ぜるふはじばいるよりも更に小さく、

日々、ポツポツとやっておりますが、

今後ともセルフガーデニングを必要な方のため

お役立てしてまいります。m(_ _)m

 

さて、話はガーデニングへと。

みなさんは、施肥作業はお済みでしょうか?

いわゆる寒肥芽出し肥とよばれるものです。

これからはやや遅れがちですが、

今月中ならまだまだ間に合います。

是非、この作業を行ってみてください。

今後の生育が違ってきますからね!(^O^)

 

ちなみに、その施肥の際、一般的には

有機質の配合肥料などを与えますが、

それには固形のタイプと粉状のタイプがあります。

 

 

勿論、どちらを使っても良いのですが、

ポイント的に与える樹木には固形タイプ、

草花など下草などの小さめの植物に与える場合は

粉状タイプが効率良いと私見です。(^^)

 

余談ですが、白い玉や粒状の肥料などの

化成肥料と呼ばれるものは、

人工的な処置を施しているため、微生物による

分解作業を必要としないため、

植物が成分をすぐに吸収しやすいゆえに、

効き目が早く現れます。

 

その点、有機質肥料の多くは遅効性なので

効き目が出るまでに時間がかかります。

なので、効かせる時期に合わせた

タイミングも考慮する必要があります。

 

その一方で、化成肥料のデメリットとしては、

微生物がいないことで土が堅くなり、

土が痩せていくこと。です。

なので、僕自身、特に地植えにおいては、

化成肥料はほとんど使いません。

(鉢植えでは、土の量が限られていることと、

植え替えが主体となるので使いますが。)

 

それでも、化成肥料は便利です。

花後や夏後などで弱った植物の体力を

短期間で回復させることができますからね。^^

 

ただ問題は、化成肥料は威力が強い分、

使用量と与え方がやや難しい点です。

その点、有機質の自然的な肥料の方が

リスクが低いです。

 

 

いずれにしても、

肥料はいわゆる「塩」のようなもので、

必要なものでも時には毒となり、

植物をかえって傷めてしまいます。

 

よく、弱った植物に与えがちですが、

何でも与えば良いという訳ではありません。

状態とタイミングを慎重に見極めて

判断する必要があります。

時には与えない判断も必要でしょう。

是非、ご参考ください。

 

必要あれば、5周年を迎えたぜるふにも

いつでも頼ってくださいね。(^~^)